服飾専門課程Clothing

服飾ビジネス科

多様化する服飾ビジネスに対応できる知識と技能を修得するため、基礎的知識に加えて美的センスと感性を磨くことも重要です。
服飾ビジネスの専門士として卒業し、繊維関連企業に就職するには、社会人としての基本的資質も求められます。
デザインの表現技術、縫製技術の向上はもとより、生産管理、工程管理等の管理能力、更に機械類の保全技術等の修得も必要です。
二年間の限られた時間を有効に活用し、可能な限り、期待される人材の育成に努めます。

1年次

平面作図による服飾デザインの基本原理と服飾プランニングに関する基礎知識等に重点を置き、自分の着衣上下の自己制作は必須とします。

2年次

1年次に修得した基礎知識と技術を基に応用的理論と更に高度な技能を修得し、品質管理、工程管理、CAD・CAMの知識等を重視した教育を行います。企業実習によるインターンシップの充実を通じて就職を前提とした、企業の求める人材育成が目標となります。
技量に応じてファッションコンテストへの参加、各種技能検定試験の受験等、資格取得に必要な授業を行います。

学科情報

修業年限 2年
入学資格 高校卒業
入学定員 20名
授業時間 月曜日~金曜日 午前9時~午後3時

学費

入学選考料 5,000円
入学金 80,000円
設備費 45,000円
授業料 216,000円(年額)
教材費 10,000円
実習施設費 42,000円(年額)
納入方法 新学期が始まるまでに一括納入

取得資格

専門士

服飾専門課程の服飾ビジネス科を卒業すると成績によって専門士・高度専門士の称号が得られます。専門士は就職するためには重用視される資格です。

技能検定

技能検定試験を受験できます。技能検定3級、2級、1級等に合格すれば、就職に際して有利な資格になります。

特典

勤労学生控除

専門課程に在学中の人が働く場合は、所得税に勤労学生控除の特典があります。

奨学金の貸与

専攻科在学中の人は、選考により日本育英会から奨学金の貸与が受けられます。

通学割引

JRその他の交通機関を利用して通学する人には、通学定期割引があります。

卒業生の取り扱い

人事院規則により、服飾ビジネス科の卒業生は、就職に際して短期大学2年の卒業と同様に扱われます。

修業および卒業の認定

認定

修業および卒業の認定は、平素の学習成績と出席日数によって判定します。

証明

所定の学課を卒業した人には、卒業証書を授与します。